先生。


「うん、わかった。もうわかった。でもこれからも適度に距離は保つつもり」


「つもり、ね。言い訳する出口作るなんて頭いいじゃん?」


「ねえ、なに?いつもに増して捻くれがすごいけど!」


「元からだよ…って、噂をすれば津山発見」


「え?!どこ!」





司の視線をたどって廊下を見れば、女子生徒に囲まれてる先生がいた。





「告白っぽいな」





顔を真っ赤にしながら、今どき流行らない手紙を渡してる女の子。


それをニコニコしながら受け取る譲先生。



女の子が何か言うと、頭をぽんぽんってしてあげてるし。



なんなのあれ。


まじでムカつく。





「ほーら。やっぱり同じ手口で騙されてんだよ。普通するか?頭ぽーんぽんって」

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