【短】好きすぎてむかつく (男目線)
「なあなあ、お前って三井のどこがいいわけ?」
体育の時間、着替えていると隣のダチに聞かれた。
俺がミーのこと好きなことはこのクラス全員の暗黙の了解にいつしかなっていた。
「三井ってまあ美人っちゃ美人だけど、愛想わるいし無口だしさ、お前のキャラの逆じゃね?」
お前のキャラと逆ってことは、俺は愛想がよくておしゃべりってことか。
まあ、たしかにそうだな。
俺、基本笑ってるしうるさいし。
「ミーのよさは俺だけが知っとくんだよッ」
「え、そんなん言われたら気になんじゃん」
「おい、気にすんなよ。ミーは俺のだかんな」
「はいはい、分かってるよ。そんなに好きならさっさとコクればいーのに」
ダチはあきれたように言った。
わかってねーなー。
ミーが一筋縄でいくわけねーだろ。