星の向こうできみを待っている。
「また、来年行けばいいでしょ」
あたしの気持ちなんて知らない看護師さんは迷うことなく簡単に答えを出す。
こんなにお願いしているのに迷うことすらない。
無性に腹立たしくなった。
「あたしには時間がないの!来年まで生きられるか分からない…っ」
あの日、目を覚ました日、先生は言っていた。
『希愛ちゃんの心臓はもう長くは持たない』
薄れていく意識の中聞こえた。
いつ死ぬかも分からない体で、来年を待てって言うの?
そんなの絶対に嫌だ…。