星の向こうできみを待っている。

「お前、恋する乙女みたいになってんぞ」


恋する乙女…。

恋する…。

恋…。

頭の中で何度もリピートする単語。


「なぁタケ、これは恋なのか?」


…って、俺は真面目に何を訊いてんだよ!!


「は?恋?」


「誰が誰に?」


「みなさん注目~!!颯斗が恋したって」


一瞬で騒がしくなる教室。


「はい、俺知ってる!!4組の高橋さんだろ!」


「マジかよ!でも、高橋って彼氏いるぞ」


「失恋決定~!!ドンマイ!!」


「2組の一条は?この前告られてんのみた~!」


マジで、うるせぇ…。

お前ら、一回黙れよ…。
< 35 / 397 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop