血だらけペガサス

「あ、この空、すごいですよね」
と、ふと目が会った少女はそう言った。


燦々たる空に、血の滴るような、奇妙な星。

その元で、二人の運命が合致したようだった。

爽やかな風が吹いてきて、


二人の髪を、ふわりと揺らした。


校庭から


「イヤァーーーー」
「怖い怖い怖い怖い」


というような断末魔の声が聞こえる。



ふと空を見上げる。




二人は、手をツナグ。



初めて会ったはずなのに、



これからも、
ずっと


この空の元で暮らしていくような気がする。

かくして、二人の人生に進展が訪れる。


血だらけペガサスの空の元で。


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第二回空華文学賞の最終選考に残った作品です。 「小説家になろう」にも掲載しております。 よろしくお願いいたします。

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