御曹司様の求愛から逃れられません!
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式場に到着し、ロータリーに入る前に降ろしてもらうと、絢人さんとふたりで入り口へと向かった。
彼は式場へ入っていく人たちに「本日はおめでとうございます」と愛想良く挨拶しながら、受付へ向かってスタスタ進んでいく。私は介添人のごとく、その後ろをくっついて行った。
とても綺麗なところだ。白いお城を模した専門式場で、入ってすぐにレンガの庭園が広がっている。真ん中には噴水があり、ピンクの花びらが“Welcome”と並んで浮いていた。
天気もいいし、最高のロケーションだ。
私のヒールが高いことに気づいたのか、絢人さんは噴水の横で立ち止まると、私の腰に手を添えてきた。
「大丈夫か」
「は、はい」
ちょうど、私たちのバックで噴水が始まった。なんてタイミング。
目立ってる、目立ってるってば……。絢人さん、どこからどう見ても王子様にしか見えない……。
女性ゲストたちが頬を赤らめながらこちらを指差していて、彼にエスコートされながら歩く私は自分が花嫁にでもなったかのように恥ずかしくなった。
式場に到着し、ロータリーに入る前に降ろしてもらうと、絢人さんとふたりで入り口へと向かった。
彼は式場へ入っていく人たちに「本日はおめでとうございます」と愛想良く挨拶しながら、受付へ向かってスタスタ進んでいく。私は介添人のごとく、その後ろをくっついて行った。
とても綺麗なところだ。白いお城を模した専門式場で、入ってすぐにレンガの庭園が広がっている。真ん中には噴水があり、ピンクの花びらが“Welcome”と並んで浮いていた。
天気もいいし、最高のロケーションだ。
私のヒールが高いことに気づいたのか、絢人さんは噴水の横で立ち止まると、私の腰に手を添えてきた。
「大丈夫か」
「は、はい」
ちょうど、私たちのバックで噴水が始まった。なんてタイミング。
目立ってる、目立ってるってば……。絢人さん、どこからどう見ても王子様にしか見えない……。
女性ゲストたちが頬を赤らめながらこちらを指差していて、彼にエスコートされながら歩く私は自分が花嫁にでもなったかのように恥ずかしくなった。