だって死なないし。

「...なるほど..ね。」


「え、今の説明でわかんの?」


正直自分でもうまく説明できたきがしない。そもそも話がぶっ飛んでいるのに理解できる音羽はやはりすごい。


「まぁ、天才ですから。」


「うわーー。自分で言っちゃったよこの人。」


冗談だっつうの、という音羽だが、実際に天才なんだよなぁこの人。

でもまあ、正直音羽に話せて少し自分でも整理できたかもしれない。
今日一日ずっと考えていて頭がパンクしそうだったが、少し落ち着いた。ほんの少しだが。


「凜が言うには‘今日’が繰り返されているように思えるけど、そんなことは起こりえないはず。でも夢だと言い切るには少し‘今日’が似すぎてる...。」


そう、なのだ。あまりにも状況が似すぎているのだ。

いや、でも待て。昨日の‘今日’には音羽が相談に乗ってくれることはなかった。
だから全く同じという訳ではない。

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