だって死なないし。
なんであんなにスピード出しとるん?
そんな疑問を音羽にぶつける暇もないまま音羽に引っ張られた私。
「ほら、真ん中歩いとったらあかんやん、端っこによけな。」
「う、うん。」
私のさっきとの変わりようか、猛スピードで走る車になのか、それは分からないがまだ音羽は不安そうにしている。
大丈夫、心配せんといて? と言うために少し振り返った。
だが振り返ったその先にはさっきの車がまっすぐこっちへ向かってくる様子が見えた。