僕が君を殺した日
Prolog



僕の人生の中で、君と関わることなんてないと思っていた。

いつだって君は、僕とは違う世界にいたから。

誰もが羨むほどの容姿を持っていて、成績だって常に上位に入ってる。

それだけじゃない。

どんなときでも凛としていて、誰にも流されないし、誰のものにもならない。


ーーーーそんな君が、僕は嫌いで好きだった。



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