チャンスをもう一度
望海・・凌・・

仕事も少しずつ覚えてきた。
先輩方も優しくて····楽しい。

大学の終わりから
何度か告白も受けた
だが・・やはり・・

もう、会うこともない人を
想っていても·····と思う··が······
忘れたいのに·····
   忘れられない······
どうしたら····良いの····だろう······

凌も、仕事を頑張っていた。
凌の世界は厳しい。
だが、
「やるからには上を目指したい!」
と、言っていた。
凌なら大丈夫。


凌は·····
望海が、ただがむしゃらに
仕事に没頭しているように見えた。
本人は気づいていないと
思うが·····
« ひかる »
と、言う名前?フレーズが
聞こえると反応するし
あいつに似た声や姿を聞いたり
見たりすると反応している。

嫌いで離れたわけではない
望海にとっては、全てが初めてで
溺愛されていた。

だが・・・
もう辛い恋はしてほしくない。

だけど、いつか・いつの日か
新しい恋をしてほしい
だが·····
不器用な所がある
望海·····不安······だ。
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