愛の囁き☆私は強くない番外編☆
「どうしよう…」

私は手の中にある紙を見ながら、少しの間、その場から動けなくなっていた。




まだ私の中で、恋がしたいとか、好きな人がほしいとか、考える事が出来ないでいた。

橋本さんの気持ちに応えることも…きっとないだろう。
きっと…ううん、今は…ないかもしれない。

ただ、私も前を向いていけるような気がしていた。


私は、手に握った紙をカバンに入れると顔を上げて再び歩き出した。




〜「愛の囁き☆私は強くない番外編」完〜

ありがとうございました。
「私は強くない」では、悪者になっていた香里の見方が少しは違ったでしょうか。
まだまだ、拙い文章だったので、読みにくい所が多々あったかと思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。H31.3.10








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