王様生徒会長と最弱ヒーロー

葉瑠「また明日も探そうよ。」

壮吾「落としてしまったものは仕方ない。
随分と古い写真だったし
また優花里と2人で撮りに行くよ。
今日はありがとう。探してくれて。」

葉瑠「でも...」

壮吾「何かの暗示なのかもね。
いつまでも父親に縋ってないで
兄妹2人で生きろって
空の上の誰かに言われてるのかも。」

夏目くんの強がりが痛かった。

壮吾「じゃあ、俺帰るわ。」

ーガラガラ

だから、やっぱり何とかしたくて...

葉瑠「夏目くん!」

夏目くんをすぐに追いかけたけど
もうそこにはいなかった。
代わりに1冊の生徒手帳を拾った。
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