Jelly
「以前の会社でも色々な案件を扱ってはきましたが、こんな土壇場でスクラッチなんて考えられない。神長さんは簡単に言いますが、私は……正直、チームを仕切れる自信がありません」
安藤さんがお手上げだ、といったように投げ出そうとする。今度は神長と安藤さんのやりとりに、社長が割って入った。
「まあ、作り方はこっちサイドの問題だから一旦置いておこうか。神長、お前ならそれをクライアントにどう説明する」
きた。……さっき俺が答えられなかった質問だ。
「特にその件について、クライアントには説明しません」
「えっ?!」
神長の予想外すぎる返答に俺と安藤さんが思わず声を上げた。これにはさすがに社長も驚いたみたいだった。
「現行システムを打ち切ると伝えれば、今まで繋いできた信頼を完全に失うからです。私なら、現行システムの作成と改修をしているふりをしながら、裏で新システムを作ります」
安藤さんがお手上げだ、といったように投げ出そうとする。今度は神長と安藤さんのやりとりに、社長が割って入った。
「まあ、作り方はこっちサイドの問題だから一旦置いておこうか。神長、お前ならそれをクライアントにどう説明する」
きた。……さっき俺が答えられなかった質問だ。
「特にその件について、クライアントには説明しません」
「えっ?!」
神長の予想外すぎる返答に俺と安藤さんが思わず声を上げた。これにはさすがに社長も驚いたみたいだった。
「現行システムを打ち切ると伝えれば、今まで繋いできた信頼を完全に失うからです。私なら、現行システムの作成と改修をしているふりをしながら、裏で新システムを作ります」