あなただけが好きだから
【怜side】
「もう! 涼! なんてことするの、蓮と話したかったのに!」
ぺしぺしと涼を叩く。
なんで、なんで!
「悪かったよー、でもなんかヤバそうな雰囲気だったじゃん?」
「そうかもだけど……」
「今後の予定で埋め合わせるから! な?」
「うん……」
彼氏かお前は!
なんて、ね……。
「俺と一緒に帰ろ? ほら、なんか奢ってやるよ!」
「本当に!? 近所のカフェいこう!」