あなただけが好きだから
「ちゃっかりしてるわね……」
咲にここまで推されたら着るしかないでしょう!
これで蓮が少しでも揺らいでくれたらな、なんて。
「咲はどんなの?」
「私は黒のビキニよ」
「流石です」
レジで会計を済ませて先輩達のところに戻る。
近くの椅子が空いているのに二人とも立ったままだった。
「お待たせしました! 座っていてもよかったんですよ!?」
「おかえり、もう少しゆっくりしててもよかったのに」
「座るのは別に若い俺らじゃなくていいだろ」
「申し訳ないわね、まだ何かフラフラしましょうか」