あなただけが好きだから




「咲にしては珍しい慌てようだね」




「霧島先輩からダンスパーティー誘われてるからね」




そういいながら丁寧に髪を整える咲。




そういえば二人は付き合ってたなと今更ながらに思いだす。




「私もちゃんとしないとな」




「あんたは一番そうするべきよ」



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