最低彼氏 短編
すると、称が…

「ごめん…俺が、悪かった………でも、これだけは、信じて欲しい。
俺は、心から里沙のことが好き。幸せにしたい。ずっとそう思ってる。

……………それから、俺の周りに居てくれた女子。
俺のいいように利用してごめん!」

そう言って、深くお辞儀した。

そんな思いが届いたのか、称の周りに居た女の子たちが、

「そうなんですか……でもっ!大丈夫です!」

「そうよ!顔上げて!聞いた時は、少し腹が立ったけど好きな人の為なら許すしかないし…」

と言って称の事を許したみたい。

すると、称が

「皆ありがとう。

…………………里沙、俺……まだお前の事が好きだ!
付き合ってくれ!」


と、言った。

『称、ありがとう。………でもね。私、他に好きな人が出来ちゃって……
お気持ちだけ、頂いときます。ありがとう。大好きでした。』

と、笑顔で言うと称は、

「そっか…………。ちゃんと振ってくれてありがとう。
最後に、これだけ許して。」

そう言って、唇にキスをしてきた。

まぁ、付き合ってるとき一回もしなかったし、特別に許すか。

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