最低彼氏 短編
すると、勇気が噛みつくようなキスをしてきた。

『ちょっ!……ふ……んっ………』

嫌!やめて!

私は、勇気を思いっきり押した。

すると、勇気はバランスを崩して、後ろに倒れた。

『勇気また、香水の匂いする!もう嫌!それに仕事なら、スーツじゃないの?!なんで、私服なの?!もう…信じられないよ………………………勇気、別れる………もう、決定だから。じゃ、私出てくから、バイバイ!』

私は、勇気の言葉を一つも聞かずに、家を出た。

迎えに来てくれるかな?

来ないか…………

もう、嫌だよ………

私は、雪ちゃんの、家に走った。

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