遠回り
第四章「ストーカー」

そのうち
着信が…
一日に何回も…

それが
何日か
続き
はっきり断ろうと
思い
沙織は
電話に出た。

拓「一度、会って話したい」

沙「・・・」

拓「沙織の部屋も知ってるし会  ってくれないなら部屋に行  くよ」

沙「そんな事してどうなるの?  もう私達は終わったんだよ  」

拓「俺はやっぱり沙織が忘れら  れない」

沙「そんな事、今さら言われて  もどうにもならないじゃん  」

拓「もう心入れ変えてちゃんと  するからもう一度だけチャ  ンスをくれないか?」

沙「もうお互い別々の人生を歩  んでるんだから私よりいい  人がいっぱいいるし早くい  い人見つけて幸せになって  よ」
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