家庭訪問は恋の始まり
「もちろん! どうぞ。」

私は、慌てて瀬崎さんから離れた。

「くくっ
こんなに歓迎してもらえるとは思って
なかった。
お邪魔します。」

瀬崎さんをダイニングに通して、私はコーヒーを入れる。

2人でまったりとコーヒーを飲みながら、ゆったりとおしゃべりをする。

「夕凪、今日は大丈夫だった?」

瀬崎さんが心配そうに尋ねるけど、何を聞きたいのかさっぱり分からない。

「大丈夫って、何が?」

「いろいろ。
あんまり眠らせてあげられなかったから、
ちゃんと起きられたかな…とか、無理させた
かな、体でどこか痛い所とかあるんじゃない
かな…とか。」

「ふふっ
大丈夫だよ。心配してくれてありがと。」

私が微笑むと、瀬崎さんはほっとしたように、ふぅ…とひとつ大きく息を吐いた。

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