仮面夫婦~御曹司は愛しい妻を溺愛したい~
「美琴ちゃん、いらっしゃい」
お正月の挨拶を交わしてから、リビングの大きな座卓を囲み皆で座る。
美琴は恵美子にお年賀の菓子を渡してから、弟達にお年玉を渡した。
「うわあ! お姉ちゃんありがとう!」
はしゃぐ子供達としばらく遊んでいると、恵美子が合図を送って来た。
話があると言う事なのだろう。恐らく、家事ヘルパーの件だ。
「陸、外で遊んで来なさい」
恵美子が子供達に告げると、「えー外は寒い」などと文句を言いながら、皆ジャンバーを着込み出て行った。
「やっと静かになったわ」
恵美子が疲れたように言う。
「みんな相変わらず元気ね」
「元気すぎるわ。本当に言うことを聞かないの……それでね、今年はおせち料理も用意出来なかったのよ」
「そうなの? じゃあ、食事はどうしてるの?」
恵美子は毎年かかさず御節を作っており、美琴も手伝っていた。
「普通の献立よ」
「……そうなんだ。私が作ってくれば良かったね」
弟達は年に一度の御節料理を楽しみにしていたから、がっかりしただろう。
「いいのよ。それよりも他に相談が有って」
恵美子は声を落として言う。
お正月の挨拶を交わしてから、リビングの大きな座卓を囲み皆で座る。
美琴は恵美子にお年賀の菓子を渡してから、弟達にお年玉を渡した。
「うわあ! お姉ちゃんありがとう!」
はしゃぐ子供達としばらく遊んでいると、恵美子が合図を送って来た。
話があると言う事なのだろう。恐らく、家事ヘルパーの件だ。
「陸、外で遊んで来なさい」
恵美子が子供達に告げると、「えー外は寒い」などと文句を言いながら、皆ジャンバーを着込み出て行った。
「やっと静かになったわ」
恵美子が疲れたように言う。
「みんな相変わらず元気ね」
「元気すぎるわ。本当に言うことを聞かないの……それでね、今年はおせち料理も用意出来なかったのよ」
「そうなの? じゃあ、食事はどうしてるの?」
恵美子は毎年かかさず御節を作っており、美琴も手伝っていた。
「普通の献立よ」
「……そうなんだ。私が作ってくれば良かったね」
弟達は年に一度の御節料理を楽しみにしていたから、がっかりしただろう。
「いいのよ。それよりも他に相談が有って」
恵美子は声を落として言う。