空色物語
小さな夢

君は 覚えてるかな
僕の小さな夢を
いつだったか
君に 話したよね

海の見える町
小さな家の
縁側で お茶を
飲みながら
優しい時間を
君と過ごしたい

君は らしくないと
お腹を抱えて
笑ってたね

僕の夢
歳を取っても
君と二人 手を繋ぎ
海岸を散歩する

道行く人が
微笑ましく
僕たちを見てる

僕の夢に
君がいれば
君さえ いれば

幸せに なろうなんて
格好良いこと
僕には 言えないけど

君が幸せなら
僕も幸せ
一緒に幸せになりたい

残りの人生
僕と二人で
海の見える町
小さな家の
縁側で お茶を
飲みながら
海岸を 手を繋ぎ
散歩する

そんな時間を
君と過ごしたい
君と二人で

その夢を
叶えられるのは君だけ
今夜 君に
逢いにいこう
小さいけど 君に贈る
指輪を持って
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