残念な王子とお節介な姫
結婚式の代わりに
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結婚式の代わりに
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酒を買う時には、翌日も来るような事を言ってた姫だったが、さすがにそんな事はなく、10日程が過ぎた。
昼、姫と2人でコンビニ弁当を食べていると、
「課長、明日、魔法使いになりに
行きません?」
姫が突然言った。
「魔法使い?」
「はい。
課長、大阪来てからどこにも遊びに行ってへん
のと、ちゃいます?
明日は、うちと映画のテーマパーク行って
くださいよ。」
「は? なんで?」
「うち、ここんとこ、ちっともデートしてへん
から、可哀想やと思って、付きおうて
くださいよ。」
結婚式の代わりに
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酒を買う時には、翌日も来るような事を言ってた姫だったが、さすがにそんな事はなく、10日程が過ぎた。
昼、姫と2人でコンビニ弁当を食べていると、
「課長、明日、魔法使いになりに
行きません?」
姫が突然言った。
「魔法使い?」
「はい。
課長、大阪来てからどこにも遊びに行ってへん
のと、ちゃいます?
明日は、うちと映画のテーマパーク行って
くださいよ。」
「は? なんで?」
「うち、ここんとこ、ちっともデートしてへん
から、可哀想やと思って、付きおうて
くださいよ。」