貴方の背中


式場について

衣装を着て・・・

「新婦さんもうすぐですよ」

もうすぐバージンロード

その時
「電話ですよ」


末友さんの意識が戻ったというもの  

一気に涙が溢れだす

遠くで聞こえた
「新婦入場・・・」

私は駆け出す


そして
けんちゃんの胸に飛び込んだ

ざわめく会場を無視して

「末友さんの意識もどったの!!けんちゃんよかったぁ」

泣きじゃくりながら
伝える私の頭を優しくなでる大きな手

安心しながら温もりを感じる

その時

鐘の音が鳴り響いた


fin
< 115 / 115 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

僕のクレヨン

総文字数/1,693

絵本・童話8ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
とおるちゃんはサンタさんから欲しかったクレヨンをもらいました 病気で外で遊べないとおるちゃんが クレヨンで描くのは夢の世界 いつしか夢の世界が本当に起こるようになりました
熱い鼓動

総文字数/920

ホラー・オカルト4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
この国は男を顔で判断するのか? まぁ・・・俺にとっては生きやすい ただ ただ 心は冷えてゆく  
バレンタインはチョコですか?

総文字数/3,217

恋愛(その他)8ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
もしかして両思い!? でもやっぱり片思い? 好きの好きが どんな好きかなんて わかりませんよ・・・

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop