小さな命の叫び
車が止まった…。


僕はみゆちゃをに抱えられながら、段ボールの中で、ブルブル震えてる。


もうすぐ僕はみんなとサヨナラなんだね…


考えれば、考える程、苦しい…


外は小雨…雨水がね、すごく冷たい。


みゆちゃんが僕を木の下に置いてくれた。


雨が少しでも、僕にかからないように…


最後の優しさかな…


僕の体はずっと震えがとまらない…


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