Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
「おはよう、はるくん」

もうこれ以上ないほど蕩けた顔で、春熙が私の首筋のにおいを嗅いできた。

「朝ごはんじゃなくていい匂いがする愛乃を食べたいー」

「もう、はるくんのエッチ!」

苦笑いで絡みつく春熙を引きはがす。

「着替えてくるねー」

「うん。
パンもう、焼いとくね!」

手を振りながら洗面所に消えていく春熙を見送り、トースターに切ったバケットを放り込んだ。

「いただきます」

向かい合って朝食を食べる。

今日はバケットとプレーンオムレツ、それにサラダとフルーツヨーグルト。
幸せそうな家庭の朝ごはん。
でも私の後ろの窓には警報器が付いている
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