Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
「了解です。
……すみませーん!」
てきぱきと橋川さんは注文をはじめ、すぐにみんなの前にビールのジョッキが並んでいく。
高鷹部長の前はなぜかウーロン茶だったけど。
「ん?
ああ、俺は会社に車、置いてるから」
少しだけ首を傾け、高鷹部長が困ったように笑った。
じっと見てしまっていた不躾な自分が恥ずかしくて、隠れてしまいたい。
「えー、では。
はじめさせていただきたいと思います。
まずは高鷹部長、挨拶をお願いします」
高鷹部長が立ち上がり、周りはしーんと静かになった。
「急なことだったが、このたび、香芝愛乃を仲間に迎え入れた。
愛乃は知ってのとおり、あの香芝専務の娘でまあいろいろあると思うが、よろしく頼む」
仲間、と言われると、なんだか胸がじーんと熱くなる。
いままで私の世界は、家族と、そうじゃない人たちしかなかったから。
……すみませーん!」
てきぱきと橋川さんは注文をはじめ、すぐにみんなの前にビールのジョッキが並んでいく。
高鷹部長の前はなぜかウーロン茶だったけど。
「ん?
ああ、俺は会社に車、置いてるから」
少しだけ首を傾け、高鷹部長が困ったように笑った。
じっと見てしまっていた不躾な自分が恥ずかしくて、隠れてしまいたい。
「えー、では。
はじめさせていただきたいと思います。
まずは高鷹部長、挨拶をお願いします」
高鷹部長が立ち上がり、周りはしーんと静かになった。
「急なことだったが、このたび、香芝愛乃を仲間に迎え入れた。
愛乃は知ってのとおり、あの香芝専務の娘でまあいろいろあると思うが、よろしく頼む」
仲間、と言われると、なんだか胸がじーんと熱くなる。
いままで私の世界は、家族と、そうじゃない人たちしかなかったから。