夜の世界に舞う
「分かりました。なら7時20分にシャンパン入れるんで予約していいですか?奏に内緒でお願いしますね。」
「あ、はい。どの種類のシャンパンにしますか?オススメは奏さんのオリジナルシャンパンです。」
メニューを広げて見せてくれる。
オリジナルシャンパンは6万。
「んー、ドンペリプラチナあります?」
「プラチナですか!?」
「だって聞いたのそっちでしょ?」
アタフタしだすと、インカムを使って誰かに聞いているようだった。
少しすると奥から、30代くらいの人が出てきた。
支配人であろう人が近寄ってくる。