王子様は甘いのがお好き
「僕のことを知りたいだなんて、君はずいぶんと変わっているね」
「社長も変わっていると思いますよ」
そう言い返した私に社長はフフッと笑って頬をさわっているその手をとった。
…この人、男なんだよね?
笑っている顔は女性みたいに美しくて色っぽくて、つい見とれてしまった。
チュッ…と、社長はその手に唇を落とした。
髪の毛以外でキスをされたのは初めてだった。
「それで、僕を知って君はどうしたいんだい?」
社長が聞いてきた。
「えっ?」
特に考えていなかった。
「僕を知りたいって言ったのは君の方だよ?」
「そ、そうですけど…」
まさか聞かれるとは思ってもみなかったので、どう返事をすればいいのかわからない。
「社長も変わっていると思いますよ」
そう言い返した私に社長はフフッと笑って頬をさわっているその手をとった。
…この人、男なんだよね?
笑っている顔は女性みたいに美しくて色っぽくて、つい見とれてしまった。
チュッ…と、社長はその手に唇を落とした。
髪の毛以外でキスをされたのは初めてだった。
「それで、僕を知って君はどうしたいんだい?」
社長が聞いてきた。
「えっ?」
特に考えていなかった。
「僕を知りたいって言ったのは君の方だよ?」
「そ、そうですけど…」
まさか聞かれるとは思ってもみなかったので、どう返事をすればいいのかわからない。