闇のあたしを光が照らして。
「もう二度と……二度とあたしに関わらないで!あんたちには掬がいるんでしょ」

そういって、乱暴に電話を切った。

「姫、どーしたの?」

「……なにも、ないよ。大丈夫」

首を降って、否定する。

「大丈夫なように見えないんだけど」

「……紫土」

瀬吏はあたしに興味はなさそうで、瀬吏意外はあたしに気を使ってくれている。

「もう、終わった話だよ。心配することじゃない。」

こんな形で構ってもらうなんて、好きじゃない。

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