獣な彼の目覚める独占欲~エリート准教授に熱い夜を教えられました~
顔から血の気が引いていく。
そのまま意識が朦朧としてきて、私はトイレの壁に寄りかかった。
気持ち悪い。
このままだとマズイ……。
ひどい耳鳴りがしてくると、私の目は何も映さなくなった。
「誰か……鷹臣……く……ん」
遠くなる意識の中、私は何かにすがるように彼の名前を口にした。
鷹臣く……ん、助け……てーーーーー。
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