恋愛の仕方おしえます。

「あはは…、おはようございます。」

とりあえず笑ってごまかそうとするも、

「1分遅刻。私語厳禁。仕事ナメんなよ。」

通用しなかった。

「…はい。」

「これが今日から1ヶ月間、
お前の業務内容だ。」

そう言って手渡されたのは
20ページはありそうな分厚い書類。

そこには小さな文字がずらーっと連なっている。

「えっと…こんなに、ですか?」

「全部読む前から不満を漏らすなよ。
時間がないから移動中に読んでくれ。」

「え、移動中…!?」

社長はそのまま
私の居るエレベーターへ乗り込むと
1階のボタンを押した。

「社長業務は分刻みのスケジュールだ。
秘書は常に俺と一緒に行動してもらう。
文句や不満は許さない。」

う〜む、なんとも傲慢な…

「えっと、私に断る権限は…」

「無ぇよ。」

「ですよね〜…。」
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