社内溺甘コンプレックス ~俺様社長に拾われました~
…
「新井さん、先日の展示会ではどうも。改めまして『NACTH』の木浦(きうら)です」
割烹料理店の個室で名刺を差し出してくれたのは、三十代と思しき落ち着いた雰囲気の女性と私と年齢が変わらなさそうな男性だった。
「こちらこそ。本日はお時間いただきありがとうございます。こちらは営業の名取とアシスタントの前原です」
社長から紹介され、私は名取さんとともに先方と名刺を交換した。はじめこそ気後れしていたスティリスのおしゃれな名刺を、今ではスマートに差し出すことができる。
入社して五ヶ月目、さすがに少しは成長しているかな。
「あなたが、あのときの動画の方なのね」
それぞれが席に着き乾杯をしてから、木浦さんが涼し気なショートカットの髪をかき上げて微笑んだ。
「新井さん、先日の展示会ではどうも。改めまして『NACTH』の木浦(きうら)です」
割烹料理店の個室で名刺を差し出してくれたのは、三十代と思しき落ち着いた雰囲気の女性と私と年齢が変わらなさそうな男性だった。
「こちらこそ。本日はお時間いただきありがとうございます。こちらは営業の名取とアシスタントの前原です」
社長から紹介され、私は名取さんとともに先方と名刺を交換した。はじめこそ気後れしていたスティリスのおしゃれな名刺を、今ではスマートに差し出すことができる。
入社して五ヶ月目、さすがに少しは成長しているかな。
「あなたが、あのときの動画の方なのね」
それぞれが席に着き乾杯をしてから、木浦さんが涼し気なショートカットの髪をかき上げて微笑んだ。