いちごキャンディ×ブラックチョコレート
自分の着替えが終わったので依知子を見ると、彼女も着替えが終わったようであたりをキョロキョロと見渡していた。


「何?どうしたの?」


そっと声をかけると慌てた様子で俺を見る。


「え?あ、いえ!なんでもないですよ?」


その挙動不審な動きが俺のツボに入る。

オマケに声裏返っているし。


「くくっ。声裏返って……それに、その動き……何その動き……」

「あー!笑わないでください!」


可愛い。

本当に可愛い。
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