いちごキャンディ×ブラックチョコレート
おやつの時間も過ぎ、定時時間の18時に近づいてきた頃。
「楢本、悪いんだがこれ超特急でお願いできるか?」
「分かりました。作成したら……」
「1度レビューしよう」
そう言って上司は急ぎ足で席を離れた。
おそらく別件で打ち合わせなのだろう。
上の人間は何かあるとすぐに呼び出されるようで、席にいないことが多い。
大変そうだなと思う反面、いつか自分もその立場になるかもしれないと考えたら、今自分が出来ることはちゃんとやろうって思った。
超特急ってことは、レビューして明日中にはこの資料を先方に提出したいってことなんだろうな。
ある程度の付き合いがあると、上司の行動は何となくわかった。
中身をパラパラとめくると、それほどまで難しいものでもなかったため、私は直ぐに作業に取り掛かった。
「楢本、悪いんだがこれ超特急でお願いできるか?」
「分かりました。作成したら……」
「1度レビューしよう」
そう言って上司は急ぎ足で席を離れた。
おそらく別件で打ち合わせなのだろう。
上の人間は何かあるとすぐに呼び出されるようで、席にいないことが多い。
大変そうだなと思う反面、いつか自分もその立場になるかもしれないと考えたら、今自分が出来ることはちゃんとやろうって思った。
超特急ってことは、レビューして明日中にはこの資料を先方に提出したいってことなんだろうな。
ある程度の付き合いがあると、上司の行動は何となくわかった。
中身をパラパラとめくると、それほどまで難しいものでもなかったため、私は直ぐに作業に取り掛かった。