いちごキャンディ×ブラックチョコレート
その笑みがどういったものなのか私はもう知っている。
昨日までは気づかなかった彼の想い。
それが篭もっている。
私は数週間前までは進藤先輩が好きだった。
今だってきっと好きだ。
想いはそう簡単にきえはしない。
進藤先輩が好きだということを彼は知っていた。
それでも、それをわかった上でも私の近くにいた。
話を聞いてくれた。
他に好きな人がいたら諦めてもおかしくないはずなのに好きでいてくれた。
汐理さんは満足したのか、じゃあと言って席に戻っていった。
「楢本さん、今の何?」
「慎さんと付き合ってるの?」
やり取りを見ていた周りの人達が一斉に質問してきた。
何か話しをするとボロが出そうだったので上手く交わしながら仁科さんとの待ち合わせ場所へと向かった。
昨日までは気づかなかった彼の想い。
それが篭もっている。
私は数週間前までは進藤先輩が好きだった。
今だってきっと好きだ。
想いはそう簡単にきえはしない。
進藤先輩が好きだということを彼は知っていた。
それでも、それをわかった上でも私の近くにいた。
話を聞いてくれた。
他に好きな人がいたら諦めてもおかしくないはずなのに好きでいてくれた。
汐理さんは満足したのか、じゃあと言って席に戻っていった。
「楢本さん、今の何?」
「慎さんと付き合ってるの?」
やり取りを見ていた周りの人達が一斉に質問してきた。
何か話しをするとボロが出そうだったので上手く交わしながら仁科さんとの待ち合わせ場所へと向かった。