流星サイダー
あまく
あわく
弾けて。
煌めいて
輝いて
でも
決して、消えないで。
君への想いを
下手くそな
口笛に乗せて。
「お前の願い事は、俺が叶えてやる。」
「…本当に?」
「流璃に、嘘はつかねーよ。」
抱きしめられた壱星の肩越しに見えた、流れ星。
だけどあたしは願う事なく
瞳を閉じた。
願い事は壱星が叶えてくれると、信じてるから。
「…壱星?」
「ん?」
「大好きっ!」
溶け出すように甘く
きつく、抱き締めたら
「…俺の方が好きだし。」
二人は、きっと
流星サイダー。
fin,