〈秘密な身体〉私がモテた理由
『わかりました。今晩…空けます』




『じゃあ、仕事、終わったら、俺に付き合え!』




いつに無く強引な若社長を後にした。







公園には、先に中野さんがいつも、私が座って居るベンチに居た。





『中野さん、遅くなってすみません…若社長に呼び出しくらっちゃって~』




と、言い訳していると、





中野さんが俯き、


『若社長も本気だな…』






と、呟いた。





私は、何の事かサッパリ分からず、中野さんの隣やに座った。






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