隣人はクールな同期でした。
「面白い事も見つけたし
 アルトに反対されても
 しばらくこのまま楽しませてもらうわよ」

「え?なんだよ、面白い事って…」

「そんなの言わないわよ?
 言わないんだから面白いんでしょ」


意味深すぎる内容と
不敵に笑う怪しすぎるその顔に
彼は危ない予感が頭を過る。


「まさか…
 変な事は考えてないだろうな?」


念のため本人に確認してみるも。


「んー、そうかもね」


『フフッ』なんて笑うから
信じられるはずがない。


「おい…
 揉め事はやめろよな?」

「もちろん承知しているわよ」


そう答える割に
やたらと楽しそうな吹雪さんだった―――



まさかそんな話を
2人でしてるとは思っていないアタシは。


「お、意外と上手くいってるかも」


任された今回の吹雪さんとの仕事に
ちょっと楽しさを感じ始めていた。


難しく考えすぎていたけど
『セツナさんらしく、そのままの気持ちで書いて』
って言ってくれた吹雪さんのおかげで
あまり気負わず進める事が出来たし
プレッシャーとかなく
ありのままで書かせてもらえたから。
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