過ぎる景色を共に
僕はまた繰り返す
好きになってはいけない人
忘れなければいけない気持ち


あなたの声が好きだ
あなたの目が好きだ


時折見せる
笑った顔が好きだ


そう思えば思うほど
僕はあなたに夢中になる


不意に蘇る


"言っとくけど
あたし女の子は恋愛対象じゃないから"


その言葉が僕の目を覚まさせる


あなたとキスをしたあの日でさえ
現実か夢かわからなくなる


いつの間にか
あなたの全てを
手に入れたくなった


誰にも言えないこの気持ちは
どこにもぶつけることができなくて
自分の中に隠し続ける


もう戻れない
あなたを好きだった前には
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