ひと夏の恋をキミと
陽輝君じゃなくて良かった…。


って、なんで私ホッとしてるんだろ。


よく分からないけど
愛美がいい人見つかって良かった。
高校生だったけど。
好きになれば関係ないしね。
この夏の間に2人が
上手くいくと良いな~。



「それじゃ!みんな準備始めてね!」


お母さんの一言で動き出す。
私は大量のビーチグッズが入ってる
段ボールを運ぶことにした。



二つ一気に運ぼうとしたんだけど


「おも…」


思った以上に重さがあって
フラフラしてしまう。

だけど何とか頑張ろうと
もう一度歩き出したとき、

___転ぶ


何かに躓いてバランスを崩した。


体に来るであろう衝撃に備えて
覚悟を決めた。
< 17 / 268 >

この作品をシェア

pagetop