ひと夏の恋をキミと
選択の2ヶ月
今日は病院の検診の日。
余命宣告されてから2ヶ月が経った。
この2ヶ月、色々な事があった。
まず、治療はしないと決めたこと。
ただ、病院には定期的に通う。
あの日から段々と実感がわいてきた。
突然襲われる激しい頭痛に痙攣。
言葉が詰まる。
こんな症状のせいで嫌でも
自分が病気なんだって分からされた。
お父さんとお母さんは
未だに優秀なお医者さんの元を回って
治療法を探している。
私に隠してるつもりなんだろうけど
全部知ってる。
だから、『治療はしない』
この選択をした私は親不孝だと思う。
「こんにちは、山川先生。」
「姫奈ちゃん、今日は元気そうだね。」
余命宣告されてから2ヶ月が経った。
この2ヶ月、色々な事があった。
まず、治療はしないと決めたこと。
ただ、病院には定期的に通う。
あの日から段々と実感がわいてきた。
突然襲われる激しい頭痛に痙攣。
言葉が詰まる。
こんな症状のせいで嫌でも
自分が病気なんだって分からされた。
お父さんとお母さんは
未だに優秀なお医者さんの元を回って
治療法を探している。
私に隠してるつもりなんだろうけど
全部知ってる。
だから、『治療はしない』
この選択をした私は親不孝だと思う。
「こんにちは、山川先生。」
「姫奈ちゃん、今日は元気そうだね。」