花咲き病の君が笑わない理由。
ああ……なんて綺麗で可憐な花なんだろう。
美しさと愛らしさを備えた、この大切な花を誰かに手折られてたまるものか。
「駄目、かな?」
「……こちらこそ、よろしくお願いします」
そう答えた君の額にそっとキスを落とした。
しっとりとしたその花の感覚と共に、君の体温を感じる。
これからは俺の隣で、どうかその綺麗な花々を俺だけに見せて。
とびきりの君の笑顔を、俺が作ると誓うから。