あなたに恋のお届けものです
その言葉は私の心を一気にすっと冷たくした。
ずっと、高浜先輩は私のことを助けてくれたんだって思っていた。
なのに…あれはゲームの進行をテキパキとするための仕事だったの?
「ゲームの進行のために、メモもリセット機能も説明も…全部仕事のためだったんですか?」
もし、あの朝にメモがなかったら、私は慣れない場所でうまくやっていけただろうか。
答えはノー。きっとおかしな私を不思議に思って誰かがゲームのことに気がついていたかもしれない。
それに、高浜先輩がメモに有紗の名前を書いてくれなかったら。
私は今頃有紗とこんなにも仲良くなかったかもしれない。