あなたに恋のお届けものです
「俺には彼女がいた。」
「彼女…?」

「年上の彼女で、すごい頼りになって。大好きだった。」
「どうして過去形…?」

思わず聞こうとした私を、高浜先輩は手を出して制した。
***
ある日のこと。

高浜先輩とその彼女さんのデート中。
「ねえ咲。ここはね、夜になったらめちゃくちゃ灯りがキレイなんだよ。」
「へえ。じゃあまた来よう。」
「約束ね。」

二人はそう約束した。
ーその直後。

ガガガガッ
という耳障りな音がした。
「トラック…」

トラックが、車道を大きく逸れて歩道に向かって猛スピードで走ってきていた。

丁度その先にいるのは…高浜先輩だった。
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