あなたに恋のお届けものです
ある夜…。
高浜先輩は、一枚の紙を丸めてゴミ箱に捨てた。

『恋愛ゲーム、学園ラブストーリーの現地案内の部署に異動すること』

高浜先輩はゲーム関係者だ。

それは、要するに彼女さんとの別れを示しているわけで、
これからは、恋愛ゲームの世界に行かなければならない。
そして、組織の命令に逆らうわけにはいかない。

高浜先輩の日常は消えようとしていた。
彼女を見ることができない。一日でも早く、話したいのに。

高浜先輩は、ゴミ箱に捨てた紙を取り出して、ビリッと破いた。 

ーそして、高浜先輩はゲームの世界にやってきた。

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