一途で甘いキミの溺愛が止まらない。
上条くんの手の甲はやっぱり赤くなっていて、痛そうだ。
「絶対痛いよね…!?
急いで冷やした方が」
「桃原さん、ごめん。
お願いだから何も話さないで」
「……え…?」
驚いて上条くんを見上げれば、頬が赤く染まっている。
「……そんな可愛いこと連発されたら、俺耐えられない。
手握られるだけでも俺、夢みたいでいつ気絶してもおかしくないから……」
「……手…」
上条くんに言われて初めて、自分から手を握るという大胆なことをしているのに気がついた。
「……っ、ご、ごめん…!
あ、えと…本当にごめんなさい…!」
慌てて自分の手を離すけど、顔はさらに熱くなる一方で。
なんてことしてるんだ私…!