君と僕

男の事は触れずに、優愛の体調が大丈夫か確認する。
優翔「熱はない？」
優愛「熱はないけど、少し咳があって」
優翔「無理しないでね」
優愛「ありがとう」
優愛がソファーから立ち上がろうとしたとき少しよろめいて僕の膝の上に座ってしまったが思わず後ろから抱きしめて「ずっと会いたかった」と伝えた。
優愛は再会した時と同じように「ごめんなさい」しか言わない。
僕は「こっち向いて」と言っても優愛は「恥ずかしい」と言って僕の顔を見ようとしない。
思いっ切って僕は、優愛の顎を軽くもって振り返らせると優愛は泣いていた。
そんな顔を見たら、いてもたってもいられず優愛にキスをした。
優愛の口から驚くべきことを告げられる。
優愛「私・・・黒服の翔平さんと付き合ってるの・・・。」
優翔の脳裏にはマンションですれ違った男が思い浮かんだ。
優翔「あいつが・・・優愛の彼氏・・・」
優愛「えっ？」
優翔「なんでもない。優愛についてるキスマーク俺が上書きするから」
後から抱きしめながら優愛の首元に顔を近づけ翔平がつけたキスマークの上に上書きするかのようにキスをする優翔。