センセイが好き―恋人は中学教師―
6章

裏切り




「…んっ…ぅ…」



郁人は、あたしがどんなに抵抗しても

強く掴んだ腕を放そうとしなかった。




「……っう…」


嫌…






嫌だ…。








「……んぅっ…!」






あたしは

咥内に侵入してきた郁人の下を強く噛んだ。




「っ!」


「っは……ぁ…」





やっと思うように呼吸が出来るようになり

息を整えていると



急に視界が反転した。









「!?」


気が付くと、郁人の顔がすぐ目の前まで来ていた。






押し倒されたんだ…。








「渡さないからな」


「や……郁人…やだ…」










目も、声も、力も








違う。













こんな郁人…



知らない。













郁人の指が


あたしの襟元にかかった。











「…嫌…!やめて…!」


「あんな奴に…渡してたまるか」












あたしの声は


もう郁人には届いてない。













郁人は


力任せにあたしの服を破いた。















「キャァァア―――!!」
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