好き。好き。大好き
3年後

「竜也っ」

「どうし・・・」

どうしようっ

「妊娠、してた」

「そうか」

あれから3年

あたしは、2人目を授かりました

優翔も、6歳になってすっかりお兄さんぽくなって
ちょうどよかったのかもしれない

「なら、病院行くか」

そう言って車のキーを持つ旦那様

やっぱり優しいんだから

「優翔はどうしよう」

「両親に預けていく」

あー

「きっと喜ぶだろ?あっちは」

そうだね

きっと、喜んでくれる

「うんっ」

「走るなっつってんだろーが」

「ごめん・・・ね?」

「相変わらずだな?俺のお姫様は」

そう言ってくれる竜也

この先も大好き

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